Tokyo hineruhito's work
物ごとのストーリを劇的に断片として演出する円窓のような役割。
主役の位置を示すアイコンとしての役割。
時間
3つの時間経過の速度感の差を1つの画面で構成しています。
光と影、花、器と空間の繋がりや広がり。
その関連性から連想されるであろう断片的なイメージへの誘導を意識した作品のシリーズです。
時間+空間
日常的な景色の構成また、一つの画面をコマ割りすることで時間の経過に空間を加え、物語性を持たせる事を意識した作品シリーズです。
朝や夕な。
全ての出来事が、異なる全ての出来事と関連性と均衡を持って成り立っている。
また、形ある全ての出来事が終日において旬を佩びて存在している。
一連の作品は時代を越えて形としてそんな意図を伝える。
京都源光庵「悟りの窓・迷いの窓」へのオマージュです。
器
器に盛り込まれる花やお茶が色を増し、水や酒の清らかさが深まる。
そんな視覚効果を持つ器です。
具体的に述べさせて頂くと。
花やお茶、酒などの有機物と、無機物の器の持つ時間経過の速度感の差を視覚的に明らかにすることで生じる『鮮度感の対比』の効果によって得られるモノです。
器は常に、旬を盛りたてる役目を担う道具だと考えています。